SOAS University of London

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Japanese History - Origin of the Japanese

日本人の起源 ( きげん )
Lower Advanced Japanese
クリス・バーク
どこからきたの

日本人の起源については、多くの研究が行われている。日本の古代人は、二つの集団に分けられている -  縄文 ( じょうもん ) と 弥 ( や ) 生 ( よい ) 。この二つの集団の間に大きな違いがある。

縄文と弥生の人たちの違い

縄文弥生
顔が低くて広い顔が高い
立体的な鼻平坦な鼻
歯が小さい (Sundadont)歯が大きい (Sinodont)
身長が低い ( 平均 158cm)身長が高い ( 平均 163cm)
体が 筋骨 ( きんこつ ) 隆々 ( りゅうりゅう )体がきゃしゃ
コーカソイド人類モンゴロイド人類

日本人の 起源 ( きげん ) についての説は、主に三つある 

Tour guide at Nara Park. Pic by Rob Kennedy
Transformation Theory ( 鈴木尚 )

縄文と弥生の人たちの違いは、生活文化の変化、特に狩猟に基づく社会から稲作に基づく社会への変化に 因 ( よ ) る小進化の結果で、つまり、日本人は、日本の土着の人で、日本列島に連続的に住んでいて、外からの影響を受けなかったということだ。

Substitution Theory

縄文人たちは、日本の 石器 ( せっき ) 時代の 土着 ( どちゃく ) の人で、縄文時代 晩期 ( ばんき ) に、 朝鮮 ( ちょうせん ) 半島経由の東北アジアの人々が日本に 渡来 ( とらい ) して、土着の縄文人たちを置換した。この渡来人とともに 稲作 ( いなさく ) と弥生時代の始まりが来た。この渡来人の影響の及ばなかった日本の 両端 ( りょうたん ) に縄文文化が存在し続けた。現在の沖縄人とアイヌ人は、この縄文人たちの 子孫 ( しそん ) だと考えられ、日本人は、渡来人の子孫だと考えられている。

Hybridization Theory ( 金関、埴原 )

ある学者は、朝鮮半島からの渡来は認めるが、土着の縄文文化を完全に置換したとは考えない。 ( この考え方によると ) この渡来人の数はかなり少なかったのだが、土着の縄文人たちと 暮 ( く ) らすうちに混血していったので、現代の日本人の形成に重要な役割を演じた。

Elegance at Shinsaibashi station, Osaka. Pic by Rob Kennedy
縄文の人たちの起源

大多数の学者が、縄文の人たちは日本の元々の石器時代の住民であり、現在のアイヌ人は、彼らの子孫だという説に賛成している。しかし、縄文の人たちは、どこから、どういうふうに日本に来たかという質問には問題が多い。もちろん、この問題にはっきり答えることは難しいが、次の 仮説 ( かせつ ) がある学者によって 提唱 ( ていしょう ) されている。

東北アジアの土着住民は、モンゴロイド人種だった。しかし、日本は、東北アジアに位置しながら、日本の元々の住民である縄文人たちは、古い人骨の調査から、モンゴロイド人種ではないことが分かっている。実は、彼らは、コーカソイド人種のようで、現在のインドネシアのジャワ島で発見された頭骨と似ていた。

氷河期 ( ひょうがき ) には、海面が今日よりもっと低かったので、日本とインドネシア列島は、両方ともまだアジア大陸につながっていた。この地方は、学者によって「スンダランド」という名前を付けられた。縄文の人たちは、この地方から出て、北に向かい、南アジア経由で日本に流入してきた人たちの子孫だといわれている。

日本人の起源の問題については、世界中の学者の間でまだ多くの議論が続いている。しかし、幅広い分野で研究が行われているから、この謎についての知識がますます増えている。

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