SOAS University of London

SOAS Language Centre

Projects by students of Japanese: Lower Advanced: Juemin Xu

お湯場
ジューミン・シュー

日本人がお風呂がすきなのは世界的に有名です。毎晩お風呂に入って寝るのは日本人にとっていい人生をおくるために不可欠です。

奈良法華寺 , 光明皇后の施浴 : 『東大寺縁起絵巻』

最初、奈良時代のお湯場は宗教的な意味の斎戒沐浴でした。湯場は寺、神社の一部にあり、お坊さんだけ入浴していました。鎌倉時代に入り、病気していた人も湯場に入るようになりました。「日蓮御書録」に銭湯について書かれています。それは最初の商業的な銭湯でした。男と女が一つの大きい蒸し風呂に入りました。銭湯の二階にサルーンのような休憩所もありました。

江戸時代の湯女風呂 : 江戸時代 作者不明

江戸時代になると、銭湯は江戸では湯屋に、大阪では風呂になりました。銭湯の中で働いて、お客さまを手助けしてくれる人は湯女または、三助と言われていました。江戸時代後半、男女別々の湯がはじまりました。明治時代には、欧風化に伴い、男女混合の風習はとうとうなくなりました。この頃、水道のカラン ( 蛇口 ) も登場し、裕福な人の家には自分の湯屋がありました。現代の日本では、ほとんどの家に洋式の風呂桶があります。風呂屋は今も人気があります。今の風呂屋は、身体を洗うだけの場所ではなく、指圧、レストラン、仮眠室、カラオケがあり、娯楽場の一つです。友達や同僚や取引先といっしょに風呂に入るのはスキンシップができるからだと思われています。

三助 : 『賢愚湊銭湯新話』 享和二年 (1802)

温泉旅行も人気です。日本各地、温泉が多いです。温泉の天然の湯につかれば、病気もなおると思われています。日本猿も温泉が好きなようです。東京付近の箱根は最も有名な温泉の一つです。渡辺淳一の「失楽園」に美しい物語が書かれています。宮崎駿の「千と千尋の神隠し」という映画も湯屋に発生した物語です。

温泉に日本猿、撮影者、京都大学霊長類研究所 , 木下實

お湯場は日本人の生活に欠かせないもの、日本の文化ではないでしょうか。

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