SOAS University of London

SOAS Language Centre

SOAS Language Centre - Projects by students of Advanced Japanese: Sylvia Braghiroli

ヴェネツィア
シルヴィア・ブラギロリ

 

私は2ヶ月前ロンドンに来たばかりなので、イギリスの町について全然知識がなくて、今大学で観光の勉強をしているのに、まだまだあまり観光していない。

それでイタリアの町を紹介しようと思う。紹介したい町はイタリアの北東にあって、世界中一つしかないと言われていて、非常に有名である。それはヴェネツィアである。ヴェネツィアを選んだ理由は私の生まれたところではなくても、その町の大学に通ったので、3年間そこに住んでいたからである。

普通の町に比べたらヴェネツィアは小さくて、人口も27万人ですごく少ない。それなのに眺望がきれいだし、文化の水準が高いし、ビザンチンの芸術作品も多くて貴重なので、ヴェネツィアほど美術的に特別な町は本当にないと思う。さらに、歴史文化が大切と言う上に、形に対してヴェネツィアは特徴のある町で、世界でラス・ヴェガスとかいろいろなところで模倣されている。なぜかというと、ヴェネツィアの道は車道がないどころか、車やバスなどは全然通れない。

ヴェネツィアは海の上に作られた町なので、車の代わりに舟がいっぱいあって、道路は海水の道になった。そこに住んでいる人たちは、自分の船を持っていないとフェリーを使うとか歩いて行くとかするしかない。海水のせいで橋も多いから、自転車にも乗れない。これについて住民と観光客の中で考え方の差がある。なぜならば、住民が車を使えないので、面倒くさくて大変不便だと思っているに対して、観光客は珍しくておもしろいと思っていて楽しんでいる。

ヴェネツィアが有名という理由は特別な形状以上に様々である。芸術遺産が多くて、教会や博物館や古くて、そこにしかない唯一の建物などがあるから、きれいで見所が豊富にある町である。それにイタリアの祭りの中で、カーニバルというと、思わずヴェネツィアを考えてしまう。カーニバルは昔のカトリックの伝統的な祭りで、とてもおもしろくてにぎやかである。だから、そのために2月に町に行く観光客が多くて、毎日衣装を着て町を歩いたり、毎晩コンサートに行ったり、いろいろなイベントに参加したりすることが珍しくない。

確かに、観光客にはすごく楽しいが、私はそこに住んでいた時、だんだんおもしろくなくなった。2月はぴったりイタリアの大学の試験時期なので、遊ぶこともできなく、その雰囲気も感じられなかったからである。私が勉強していた間、みんな楽しんでいたから、迷惑をかけられている状態のようにヴェネツィアが非常にうるさくて面倒になった。これは本当に我慢しにくいことで、住民と観光客の視点が違うポイントである。

ヴェネツィアは他に2つの特徴があって、それらは世界でそこでだけ見られるものである。一番目はイタリア語で「アクア・アルタ」と高潮は風を満潮に加える現象で、より海水のレベルが高くなってヴェネツィアで道とか広場とかあちこちの所が沈んでいく。この現象はだいたい秋と春にあって、潮のとおりに1日に2回現れるが、高潮の予想システムのおかげで、高潮警報が鳴るとみんな準備できる。その日ブーツをはいて、ヴェネツィアの汚い水の中を歩かないといけないので、もちろん気分がすごく悪くなる。

もう一つの特徴はゴンドラという船である。ゴンドラは11メートルの細長い形をして、少人数を運ぶ黒くて伝統的な船である。ゴンドラに乗って、いろいろな名所に運ばれていく経験は観光客の憧れだが、高いのでヴェネツィアの住民は全くしないことである。やはりゴンドラに乗る観光客には日本人が多くいて、見物しながら、音楽も歌も歌ってもらえるから、これは最高だと考えられているそうだ。実は、ゴンドラは北イタリアのヴェネツィアの特別な輸送手段なのに、よく歌われている歌はナポリ(南イタリアの町)の伝統的な歌である。観光客はそれを知らないので、おかしく感じないが、私にはおもしろいことだ!

3年間そこに住んでいて、ヴェネツィアはやはり観光地としてもっともっとおもしろいと分かってきた。素晴らしい町なので、皆さん、是非見物に行ってほしい。